注文住宅の購入資金を借りる為の正式審査で必要な書類
注文住宅を購入するために大半の人が利用する住宅ローンは、事前審査を通過した上で正式審査を通ることができれば、金銭消費貸借契約を結んで借りることができるようになります。正式審査は土地や建物の売買契約を結んで手付金を支払う段階になるまでに通過しておく必要がありますが、その申し込みでは金融機関にさまざまな書類を提出しなければなりません。注文住宅購入のために組む住宅ローンの正式審査で金融機関に必ず提出しなければならないものには、物件に関する書類、収入証明書類、身分証明書の3種類があります。分類自体は事前審査のときと全く同じですが、それぞれで用意すべきものが事前審査のときとは異なります。
物件に関する書類は、事前審査では概要書や間取り図、土地公図程度で十分でした。しかし、正式審査では土地の売買契約書や建物の工事請負契約書、建築確認済証、登記事項証明書などより多くのものが必要になります。収入証明書類は、利用できるものについては事前審査と同じで、源泉徴収票や確定申告書、課税証明書などですが、少なくとも直近3年度分は用意しなければなりません。身分証明書も利用できる書類のルールについては事前審査のときと一緒ですが、それらに加えて同居する家族全員の情報が入った住民票や印鑑登録証明書も必要になります。
発行後3ヶ月以内などと有効期間が決まっていますが、金融機関に提出する少し前に取得することになるため、あまり気にする必要はありません。注文住宅の住宅ローンの正式審査では借入申込書だけでなく、団体信用生命保険の申込書も提出します。この申込書は告知書も兼ねており、申込者の健康状態を記入する必要があります。記載内容は保険加入の可否の決定に重要なので、虚偽の申告は絶対にしないようにしましょう。
コメントを残す